MH741 RGN to KUL (Malaysia Airlines)
水祭りが始まるヤンゴンから脱出。
幸いまだ渋滞はなく、スムーズに空港着。
久しぶりの2タミ(旧国際線ターミナル)。
初めてここに降り立った時、
東南アジア独特の、ムワッとした空気を感じたのを今でも覚えている。
念のため早めに家を出たので、出発までまだ2時間。
ラウンジも使えないので、(使えてもろくでも無いラウンジだが)
久しぶりに"Ya Kun Kaya Toast"へ。
2タミ数少ない、普通の(まともな)お店。
常識的なお値段。
バリューセットなら飲み物付きで5USD程度と街中価格。
いつこの2タミがなくなる(1タミと統合される)かはっきりしないので、
今回は少し多めに写真を撮っておく。
チェックイン。
前のおじさん、申し訳ないけどPriority Laneで揉めないでほしいな、、、
出国はスムーズ。
特に買いたいものがないお土産物屋。
もうこのターミナルに力を入れるつもりはないようだ。
2タミ出国後のラウンジは3つ。
- MAI Sky Smile (QR,CI等) : Priority Pass利用可、ダイナースは不可
- Royal Jade x 2 (TG, MH等)
ラウンジ内部はPPヘビーユーザー、あるいは東南アジアトラベラーなら、
この雰囲気から推して知るべし。
乾いたケーキ、乾いたパン、ビーフンみたいなの、カップラーメン、コーヒー、、、
(参考)昔入った時。アルコールは夜しか出さないという噂も。
1タミ新ラウンジとの差があまりにも大きい。
看板には1タミに移った航空会社だけでなく、
もうヤンゴンに就航していない航空会社まで残ったまま。
なんというか、場末感が。
なんとか退屈な時間を耐えて、
ゲートゾーン(1,2/3,4,5)毎のセキュリティを通って搭乗待合室へ。
この時点で残席はこんな感じ。
今の所、お隣は空席。
なんとなく、6,7,12,14列あたりが上級会員向けな気がする。
最終的に空いていた席は、
2F(シート故障につきブロック),6E,7E,12E。
ほぼど満。
久しぶりのSelamat Datang。
本日のクルー、チーフは髭生やして、大村崑ばりにメガネがずり下りている、
この上なくいい味出してるマレーおじさん。
以下、マレー兄、ベテラン臭漂うマレー姐、若いけどしっかりしてそうな中華姐。
来ぬ客を待って30分、
さらにコックピット開けて何やらで20分。
飛び立ったのは結局、定時から1時間後。
次の予定があるのに、早速マレー式歓迎を受けた気分。
ところでMASのフライトマップ、なぜか"Rangoon"に徹底されている。
何か意図を持ってやっているのか知らないけど、
実は大半のミャンマー人にとっては、"Rangoon"も"Yango(o)n"も
1字か2字違いぐらい、日本人で言うところのニホンとニッポンの違いくらいの認識しかないらしい。(もちろん人よる)
閑話休題。
早くも遅くもないタイミングでカート登場。
見てわかる通り、この距離のマレーシア航空リージョナル便は酒が出ない。
なんとビジネスクラスでも出ない。
チョイスはチキンラザニアと、なんだったかなぁ、スパイシーフィッシュなんとか。
隣の人がそのなんとかを食べてて、白身魚とご飯だった。
ベテランマレー姐が一人で、「ジュースもいるか、コーヒーもいるか」とオプション付きで手際よく配膳。
が、ゴミ回収の段になって、オプションカップがカートに収まり切らず大変そうだった。
下膳担当の中華姐、内心「たくさん配りやがって」と思ってそう(笑)
ほぼ同じ距離でこの違い。 もちろんビール・ワイン搭載。
よくある「人気航空会社ランキング」って、
結局機内食ランキングじゃないのって思う。
そんなの答える人が、ゴールドだのラウンジだのを評価しているとも思えず。
飯食い終わったところで、エンタメがフリーズ。
SQでのコントローラ行方不明事件、JLでの言うこと聞かないタッチパネル事件といい、
私がエンタメに触ると壊れるんだろうか、このキャリアを問わない故障率。
着陸はKLIA母屋右翼、G6。
出発が60分遅れた割に、到着は46分遅れまで短縮。
ただいずれにせよ、次の予定は間に合わず。
入国審査が、、、TPE状態。
あー、並ぶの嫌だ、ということで、、、
シャトルに乗って、離れのPlaza Premium KUL (ビールラウンジ、あるいは沢庵ラウンジ)へ。
到着半券でも無事潜入成功。
何度も書くけど、ここは食事が課題。
なぜかいつも、潤沢にタクアンが置いてある。謎。
この後ジムでレッスンを受ける予定だったので、ビールラウンジなのにビールは遠慮した。
えみちゃんラウンジなんてあったのか。
乗らないので関係ないけど。
シャトルで母屋に戻り、入国審査再挑戦。
列は半分ぐらいに。15分ほど並んで無事入国。
荷物は当然、横に避けられていた。
ここからKL Sentralへ。
この時点で17時半前。19時半のレッスンまで時間があったので、バジェットバス。
昔のKLIAを知っている人なら、LCCT行きバス乗り場、で通じそう。
KLIA2行きのバスも、同じところから出ているのかな(記憶曖昧)。
KLIA Ekspresへの誘導を無視しながら2階に降りて、左の駐車場へ。
この先の旧KLIA Transit乗り場からPutrajaya行ったり、
チェックインオープン待ちで下の階のあのベンチで3時間も待ったり。
この辺は私のバックパッカー時代を思い出す。
チケットはRM10。ちなみにボッタKLIA EkspresはRM50。
値段は5倍、時間差は倍。ご予定に合わせてどうぞ。
少し渋滞して、1時間10分で到着。
ここで予定外発生。
当初ここで、スーツケースをLeft Luggageに預けて、
Mid Valleyのジムに行くつもりが、、、Left Luggageがない。
事前情報でも、案内板でもこの右側(切符売り場前)にあるはずなのに。
そしてコインロッカーも、本当の小型と、超大型の2種類のみに。
超大型は1日あたり、なんとRM40。
予定通り2晩預けると、RM120(=3,000円以上)。
ロッカーの管理人曰く、中型ロッカーも、Left Luggageも無くなったとか。
さらにMid Valleyに行くKTM Komuterもダイヤ乱れ。
レッスンに間に合う気がしなかったので、この日は諦めて、そのままホテルへ。
KL SentralからBukit Bintang近くのInviteホテルへ。バジェットタクシーでRM17。
雨が降ってきたのでかなり待たされた。
もう目の前のヒルトンに泊まりたい気分に。
予定外に予定外。ジム2軒ハシゴの予定が、
ほんのわずかな移動で終わってしまった一日。
久しぶりの大好きなMAS、クルーが元気そうでよかった。
エアアジアと共に、私の青春を運んでくれたエアラインなので、
色々イケてないのに、不思議と憎めない。