ASEANブラブラ旅日記

お一人様大好き。日本人が乗らないような飛行機(路線)に乗って、日本人が通らないような国境を越えて、日本人が誰もいないようなジムでスタジオレッスンに出て、日本人が誰もいないメシ屋で臭い飯を喰うブログ。各所のルールに則り撮影しています。スポクラネタは別ブログ(http://supokura.hatenablog.com)に順次移動中。個人の主観に基づくブログですので、内容に関する一方的・非建設的なクレームはご遠慮ください。

速報 : ミャンマーへ遊びに来られる(物好きな)方へお知らせ。観光ビザが不要になるかも

久しぶりのミャンマーネタ。

 

私は恐れ多くもミャンマーで出稼ぎさせて頂いている立場なので、

(まぁ納税もしているが)

この国の政治がどうの、情勢がどうの、と言った話をするつもりは全くない。

 

ただ、純粋に一観光旅行者の立場で、

ミャンマーに観光で来られることをお勧めできるかというと、

かなりマシになったとはいえ、残念ながらまだまだお勧めできない。

 

致命的なのが、観光資源が似たり寄ったりで、

ヤンゴンだけであれば1日で飽きること。

悲しいことだが、他国からビジネスで来る人にまで

「ここに出張にくると(やることがないので)仕事が捗る」と言われる始末。

 

それでもミャンマーに来られる、物好きな日本人へのお知らせ。


 

ミャンマー在住日本人の生活誌「ミャンマージャポン(ミャンジャポ)」によると、

10月から日本人の観光ビザが免除になる見込みとのこと。

 

ただし、政府の公式な発表ではないので、

かつ政府の公式な発表の後であっても突然変わることも多い国なので、

まぁ「おそらく(8割程度)」と言ったところだろうか。

 

リンク先に書かれている「減少している外国人観光客」。

ミャンマーの現状は、(観光客に限らず)まさにそんな感じ。(これ以上言わない)

 

それでもこの5年か10年で、ミャンマーは観光する分には、

(これでも)いくらかマシになっている。

 

例えば、

  • 治安が抜群に良くなった (スーパーで爆弾とかが爆発しなくなった。最近また怪しいが)
  • パスポート見せろ、と言われることは、ホテルのチェックイン以外まずない
  • 強制両替がなくなった
  • 両替の闇レートがなくなった
  • 外国人も現地通貨を使えるようになった
  • ATMがまともに使えるようになった
  • ドル建ての店が減りつつある
  • タクシーの外国人向けボッタクリが減った
  • 列車の料金は、外国人も現地人と同じ値段になった

さらにここ2,3年では、

  • 飯屋のレベルが格段に上がった。KFCやロッテリア大阪王将一風堂まで出来た。元気寿司も準備中 (ただし日本比で、何かが美味しくない)
  • バスの運転経路が路線図通りになった (昔は一部、運ちゃんのフィーリング)
  • チャット安に対して物価上昇が追いついていなかったので、日本人的にはお得だった
  • 携帯のインターネットが格段に早く、安くなった (3年で10倍速、値段1/8くらい)
  • Grabが使えるようになった
  • 空港の新ターミナル完成
  • (1,2年前に比べ)バブルがはじけてホテルが安くなった

さらに数ヶ月単位の未来の話では、

  • 空港からのバス路線が開設されることになっている (これも「おそらく」)
  • スタバができることになっている (これも「おそらく」)

一方、相変わらずなのが、

  • 平気で停電する。数年前から全く改善せず
  • 雨季は毎日ガチで、ドン引きするくらい雨が降る
  • 街中、野良犬だらけ
  • 飯屋で頼んだものが出て来るまで、基本遅い。30分なんて当たり前
  • 物価は安くない。食事・タクシー・ホテル、すべてバンコク以上
  • しぶとく残る外国人料金。国内線はミャンマー人の2.5倍、最低1万円

 

最後の国内線の話はかなり根深い。

今のミャンマー国内線は、数機しか持たない弱小エアラインが

諸バックグラウンドあって何社も存在しているような状況。

競合区間でも、申し合わせたような価格設定。

何が起こっているかは、推して知るべし。

 

エアアジアとの合弁も、ANAとの合弁も結局白紙に。

www.nna.jp

ascii.jp

 

政権が変わってどうのこうのとか、ミャンマー人がどうのとか、

ラカイン(国外ではロヒンギャと呼んでいる問題)がどうとか、

出稼ぎ環境としてどうかという話は、冒頭に書いた通りノーコメントだが、

これではなかなか、観光リピートしようと思えないのが現状。

 

それでも一度この国を見て見たい方は、

10月にノービザになった暁には、バンコクに来られたついでに一泊程度どうぞ。

雨季が終わる11月以降、翌年3月までの間がよろしいかと。