MH52 KUL to KIX (Malaysia Airlines)
この日はまだまだ発展しそうなSubang Jayaで夕食後、KLIAへ移動。
駅を挟んで片側にどーんとオフィスビル、
もう片側にドンドンドンとショッピングセンターが並んでいる。
タクシーで直接向かう方が間違いなく速いけど、
諸事情あってまずはKomuterでKL Sentralへ。約25分。
このKomuter、本数さえあれば本当に良い乗り物になるのに、
増えるどころか、ラッシュ時以外は間引かれる(?)一方。
ここでEkspresに乗り換え。
このEkspresも、もう少し安ければねぇ、、、
Mastercard+オンライン決済でやっとRM44(=1,100円)。
対するバスはRM10。日本のボッタクリムジンと大違い。
まぁ、時間があればバスでしょう。
バスの乗り方はこちら。
KL Sentral側の乗り場は、ヒルトン側の出口(Budget Taxi乗り場)に向かって、
そこからエスカレータを降りたところ。
KLIA Ekspresとは反対側。
昼間にチェックインは済ませてあるので、即出国審査。
ここもTPE並びで、相当待ってる。
最近はKLIA2の方が空いている印象。
まずは税関検査抜けてすぐ左、リージョナルラウンジへ。
今回のチケットは、マレーシア航空Nクラス。
Enrich(MAS)なら85%、JMB(JAL)なら0%という加算率。
KL SentralではOWサファイアで出してもらったけど、
ここでEnrichに付け替えてもらう。
搭乗券の再発行はせずに、"Done"とのこと。
MASだけに不安と思いながらも、ちゃんと平Enrich口座に加算されてた。
3日後の夕方過ぎに付く感じ。
昔からボッテガの瓶が並んでるけど、
今出てくるのはもっと安そうなスパークリングワイン。
(昔はシャンパンだった。)
食事はもう数年間、全くと言っていいほど変わらず。
でもこのパンプキンスープは美味しい。
シャワーを借りて、
あっという間に搭乗時間。
離れ行きシャトルに乗ろうとしたら、ほっかむりおばちゃんから
「バスに乗った方が早い、バスに乗れ」とのお達し。
奥の階段を降りて、
Rapid KL仕様のバスに乗車。
バスに乗った方が早いわけないよなーと思いつつ、
バスを追い抜いていくシャトルを眺める(笑)
バスを降りてエスカレータを上ると、C11の手前あたり。
本日のゲートはC14。
しかし、ここで1時間遅延のアナウンス。
この直前検査を潜ってしまうと、もうトイレすらない監禁状態。
仕方ないので、ゴールデンラウンジサテライト(実質こちらが本店)へ。
ビジネスラウンジは入って左側、さらにすぐ左側に、スポーツバー。
ここも昔はシャンパンを出していたけど、
いつの間にかリージョラウンジと同じでスパークリングワインに。
完成当初は驚きの広さだったらしいけど、今となっては普通のラウンジ。
でもマレーシア航空がワンワールドに加盟する前には、入りたくて仕方なかったな。
C14に戻ると、、、手荷物検査が隣の大韓航空と混ざって大変なことに。
出発40分前に並んで、抜けたのは20分前。
MH便は優先的に案内、なんて気の利いたことはなし。
搭乗。
今日のお席は2列だけ存在するAコンエコノミー。
今日はど満。エコノミーをど満にできるMH、なかなかやるな。
無事エコ最前列を、48時間前のオンラインチェックインで確保。
本日のクルーは、見てるだけで幸せになれそうな、
常時ニコニコしているいい味出てるマレーおじさんチーフ。
あとは別の若そうだけどテキパキなマレー兄、
これまたなんとも言えないいい味出してる
化粧濃いめのお節介おばさんみたいなマレー姐、
MaxのReinaをショートカットにしたようなツンデレ系中華姐、
そしてホステス並みに気合いの入った髪の盛り方の日本姐(C担当)、
さらにもう一人、パジャマ制服のよく似合うMH歴長いんですって感じの日本姐(確かR2)。
多分後方にはもう数名いるはず。
もうね、この航空会社のクルー、いつもキャラ立ちすぎ。
というか、暇だったら向こうから絡んでくる。
昔ヤンゴン線のCで貸し切りだった時
「日本人でヤンゴン駐在とか、ぶっちゃけキツくない?」とか
思いっきりぶっちゃけて聞いてきたりとか(笑)
さて、ドアクローズはきっちり1時間遅れの23:20。
不思議とゆるゆるMHだと、遅延でも許せてしまう。
まずはショッボイ軽食もらって、
寝れたのは台湾の横を通り過ぎる30分くらいだった気がする。
このAコンエコ、場所的には本来はビジネス区画。
よってビジネス用のギャレーとビジネスとの間。
スッチーの往来がものすごく激しい。
かつトイレの片方はビジネス(Golden Club Class)客専用。
それでもトイレ比率的には恵まれているので、ストレスなし。
ビジ飯が放置されていたり(笑)
このあとすぐ朝食。寝る時間がなく、飯ばっかりでデブになれるこの便。
いい味出してるマレー姐がやってきて、Aコンエコ全体に、
「みなさん、おはよう。よく聞きなさい。今から朝食を配ります。
今日の朝食は、ナシルマとJapanese Miso Chicken and Riceから選んでね。
はい、あなたはどちら?」
こういう効率的な聞き方初めて見た(笑)
Misoが美味しかった。
ちなみにマレーシア航空のナシルマはごく普通のナシルマ。
マレーシア航空にはもうそんなに残っていないはずの、
日本人姐が2人で程よくお世話してくれて、とても良い印象のフライト。
全然寝れなかったけど、、、
関空には南からアプローチ、しかしそのまま素通りして、
大阪湾周遊飛行、そして2タミ側滑走路に着陸後、
1タミ北13番まで地上移動。まさにS字移動。
こんなガラガラの時間帯に、、、なんとかならないものか。
ちなみにマレーシア航空って、未だに離着陸時には電源完全オフ。
よって離着陸時の写真は撮れない。
ゆるゆるなので、まぁ誰もチェックしてない気もするけど、ルールはルール。
6:29にスポットインして、手荷物受け取って、税関通過が6:50。
7:05分のラピートで大阪の実家へ。
マレーシア航空、クルーの人柄に救われている気がする。
クルーもなんとなく、仲よさそうに見える。(本当のところは知らない)
JALみたいに「おい、ビール」みたいなオヤジにはきついと思うけど、
自分からチーフやマレー姐に
「サラマッマラーン」と挨拶しにいく位の人だと、
適当にいじってもらえて快適に過ごせる気がする(笑)