きになるファイブスター、その4。JALとファイブスターの違いがよく現れている動画
もうすぐクリスマスということもあり、
今回はこんな動画視聴シリーズ。
そして久しぶりのファイブスターエアライン斬りシリーズ。
多分昨年の、オール羽田(JAL/ANA)でのクリスマスコンサート。
ボロボロすぎる!(笑)
そして赤と青の仲の悪さが滲み出ている。
なんとなく、
赤「チッ、だから青はいつも詰めが甘いのよ」(でも顔には出さない)
青「こんなのどうせお遊戯なんだから。そもそもなんで赤がセンターなの?それに私たち、赤と違って練習する時間ないほど忙しいのよ」(と、笑ってごまかす)
という心の声が聞こえてきそう。
(想像です。でも多分当たってる。)
赤の冷静な笑顔、実に日本人っぽくて怖い(笑)
決定的な違い、赤はカンペなし、青はカンペ見まくり。
さてここで終わると、いつも通りのファイブスター批判なので、
今回は珍しく、ファイブスターのいいところを探してみる。
時々表舞台に出てくる、Team HANEDA ANAオーケストラ。
なんとなくカジュアル感が漂う。
メンバーの紹介はどこにも載っていないけど、
珍しくこの動画内で、職業だけは紹介されていた。
中央右にいる美人のお姉さん、
職業:サラリーマンのところで手を上げてたけど、
そもそもサラリーマンの定義って一体何よ、って考えさせられる深い動画でもある。
動画の中で、「キャビンアテンダント(和製英語)は初参加」と言っているあたり、
結構メンバーは入れ替わっているのだろうか。
自称サラリーマン(和製英語)の、真ん中のボスがいないバージョン。
制服はそれぞれの職場の制服。悪くはないけど、ちょっと寄せ集め感。
こんな感じで、どことなく、
イベントとか、他には英語のネイティブチェックの
詰めが(日本人感覚で)甘いファイブスターなのだが、
本業ではとっくにJALを追い越し、いつの間にか国際線は外国人だらけ。
海外販売比率は50%なんだとか。
ぶっちゃけ、海外発は安いこともあり。
10年ぐらい前、米国行きが成田発の
IAD, LAX, SFO, ORD(出来立て), NYCしかなかった頃、、、
1USD=360円時代から働いていそうなチーフが、
(実際は流石にいないと思うけど(笑)米系ならいるかも)
スピーカーから唾が飛んできそうな英語で
必死にアナウンスをしていた航空会社とは思えない状況に。
成田の夕方バンク、米国行きにスムーズに乗り継げる、
朝一のシンガポール発802便成田行きとか、
クアラルンプール発816便成田行きに乗ると、
ビジネスクラスはほぼ、ラフな格好の(おそらく)米国人か、中華系。
オヤジ日本人なんて、マイノリティー。
逆にエコは日本人多め。プレエコはほぼSFCの日本人。
真剣に10年後、ほとんどの日本人は、
こう言うビジに乗ってる外国人上司の下で働くんだろうか、と不安になってしまう。
「選ばれたメンバーが練習してるんですっ!」と強烈にアピール。
髪型(7:3)・制服・化粧までお揃い。
まさに日本人的な「きちんとしている」。
客層も同じく日本人的。少なくとも今年数回乗った限りでは、
まだまだ日本人(JGC?)オヤジがマジョリティーな気がする。
(JALに搭乗するまでのイメージ図、その1)
(JALに搭乗するまでのイメージ図、その2)
(JALに搭乗後のイメージ図)
なんとなくこの違い、日本人が考えているサービスと、
本当に求められているサービスの違い、
それが社風に出ているような気がしてならない。
もちろん
である。
個人的にはギリギリ今でも、JALの方が好きだけど、
今や世界で良いところまで戦える
「可能性」があるのはANAだけだと思っている。
ここまで来たのは、きっと中の人が相当頑張ったのだろう。
その点は、素直にすごいなぁ、と思う。
が、どうしても最後に言いたいことは、
こんなCM作って、自国の潰れそうな競争相手罵って
自己満足している暇があったら、
そもそもチャオプラヤのボートにネクタイしめて乗る奴なんていないし、、、
動画の中でセンター前列のボスが1:08あたりで言っているように、
「真摯にお客様の声を戴きながら」
JAL相手ではなく、世界相手に頑張ってください。
海外で生活するようになって、
なんだか、JALに対する見方が本当に変わった気がする。
あぁ、これは日本在住の日本人が喜ぶサービスなんだな、と。
ANAに対する個人的な評価は上がったというよりも、
(超)日本体質の企業でここまで頑張ったのは、
きっとすごい人が中に居たんだろうなぁと感じる。
と、珍しくANAを持ち上げておきながら、
今年のANA搭乗回数も散々たる状況。
1月1日から始まったプレミアムポイントカウント、
1月3日以降、乗っていない。しかも今年はもう、これ以上乗る予定もなし。
とても無駄なプラチナサービス2回目になってしまった。
所詮プラチナの分際で偉そうにコメントさせていただくと、
ANAにさらに頑張って欲しいのは、年始から愚痴っていた通り、
- ラウンジの混雑
- 羽田深夜帯ラウンジ受付の怖いお姉様
- B787のエコノミーのシート
ラウンジって、くつろぐところだよね、と。
シャワーって、深夜便乗る前に浴びるものだよね、と。
飯もだけど、まぁそこは今回は見逃す。
皮肉なことに、エコノミーシート配置の詰めっぷりは完璧である。
さて、来年の飛び活はどうしようかなぁ。
今年みたいに、プラチナを無駄にするようなことがないように
ぜひ計画的にいきたいもの。
人のこと詰めが甘いという前に、お前の詰めも甘いだろ、と言われそう。