ASEANブラブラ旅日記

お一人様大好き。日本人が乗らないような飛行機(路線)に乗って、日本人が通らないような国境を越えて、日本人が誰もいないようなジムでスタジオレッスンに出て、日本人が誰もいないメシ屋で臭い飯を喰うブログ。各所のルールに則り撮影しています。スポクラネタは別ブログ(http://supokura.hatenablog.com)に順次移動中。個人の主観に基づくブログですので、内容に関する一方的・非建設的なクレームはご遠慮ください。

きになるファイブスター、その4。JALとファイブスターの違いがよく現れている動画

もうすぐクリスマスということもあり、

今回はこんな動画視聴シリーズ。

そして久しぶりのファイブスターエアライン斬りシリーズ。

 

多分昨年の、オール羽田(JAL/ANA)でのクリスマスコンサート。

JAL目線、ANA目線、それぞれでどうぞ。

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ボロボロすぎる!(笑)

 

そして赤と青の仲の悪さが滲み出ている。

なんとなく、

「チッ、だから青はいつも詰めが甘いのよ」(でも顔には出さない)

「こんなのどうせお遊戯なんだから。そもそもなんで赤がセンターなの?それに私たち、赤と違って練習する時間ないほど忙しいのよ」(と、笑ってごまかす)

という心の声が聞こえてきそう。

(想像です。でも多分当たってる。)

赤の冷静な笑顔、実に日本人っぽくて怖い(笑)

 

決定的な違い、赤はカンペなし、青はカンペ見まくり。

化粧もJALJALだなぁ、って感じで、

ANAANAだなぁ、って感じがする。

 

 

さてここで終わると、いつも通りのファイブスター批判なので、

今回は珍しく、ファイブスターのいいところを探してみる。

 

時々表舞台に出てくる、Team HANEDA ANAオーケストラ。

なんとなくカジュアル感が漂う。

メンバーの紹介はどこにも載っていないけど、

珍しくこの動画内で、職業だけは紹介されていた。

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中央右にいる美人のお姉さん、

職業:サラリーマンのところで手を上げてたけど、

そもそもサラリーマンの定義って一体何よ、って考えさせられる深い動画でもある。

 

動画の中で、「キャビンアテンダント(和製英語)は初参加」と言っているあたり、

結構メンバーは入れ替わっているのだろうか。

 

自称サラリーマン(和製英語)の、真ん中のボスがいないバージョン。

制服はそれぞれの職場の制服。悪くはないけど、ちょっと寄せ集め感。

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こんな感じで、どことなく、

イベントとか、他には英語のネイティブチェックの

詰めが(日本人感覚で)甘いファイブスターなのだが、

本業ではとっくにJALを追い越し、いつの間にか国際線は外国人だらけ。

海外販売比率は50%なんだとか。

ぶっちゃけ、海外発は安いこともあり。

 

10年ぐらい前、米国行きが成田発の

IAD, LAX, SFO, ORD(出来立て), NYCしかなかった頃、、、

1USD=360円時代から働いていそうなチーフが、

(実際は流石にいないと思うけど(笑)米系ならいるかも)

スピーカーから唾が飛んできそうな英語で

必死にアナウンスをしていた航空会社とは思えない状況に。

 

成田の夕方バンク、米国行きにスムーズに乗り継げる、

朝一のシンガポール発802便成田行きとか、

クアラルンプール発816便成田行きに乗ると、

ビジネスクラスはほぼ、ラフな格好の(おそらく)米国人か、中華系。

オヤジ日本人なんて、マイノリティー。

逆にエコは日本人多め。プレエコはほぼSFCの日本人。

 

真剣に10年後、ほとんどの日本人は、

こう言うビジに乗ってる外国人上司の下で働くんだろうか、と不安になってしまう。

 

対してJAL。有名な、JALベルスター。

「選ばれたメンバーが練習してるんですっ!」と強烈にアピール。

髪型(7:3)・制服・化粧までお揃い。

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まさに日本人的な「きちんとしている」。

 

客層も同じく日本人的。少なくとも今年数回乗った限りでは、

まだまだ日本人(JGC?)オヤジがマジョリティーな気がする。

 

(JALに搭乗するまでのイメージ図、その1)

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(JALに搭乗するまでのイメージ図、その2)

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(JALに搭乗後のイメージ図)

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なんとなくこの違い、日本人が考えているサービスと、

本当に求められているサービスの違い、

それが社風に出ているような気がしてならない。

 

もちろん

  • JAL=日本人が考えている(無理無駄がある、日本流おもてなし)サービス
  • ANA=(詰めは甘いけど)国際的にはまぁokなサービス

である。

 

個人的にはギリギリ今でも、JALの方が好きだけど、

今や世界で良いところまで戦える

「可能性」があるのはANAだけだと思っている。

ここまで来たのは、きっと中の人が相当頑張ったのだろう。

その点は、素直にすごいなぁ、と思う。

 

が、どうしても最後に言いたいことは、

こんなCM作って、自国の潰れそうな競争相手罵って

自己満足している暇があったら、

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そもそもチャオプラヤのボートにネクタイしめて乗る奴なんていないし、、、

 

動画の中でセンター前列のボスが1:08あたりで言っているように、

「真摯にお客様の声を戴きながら」

JAL相手ではなく、世界相手に頑張ってください。

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海外で生活するようになって、

なんだか、JALに対する見方が本当に変わった気がする。

あぁ、これは日本在住の日本人が喜ぶサービスなんだな、と。

 

ANAに対する個人的な評価は上がったというよりも、

(超)日本体質の企業でここまで頑張ったのは、

きっとすごい人が中に居たんだろうなぁと感じる。

 

 

と、珍しくANAを持ち上げておきながら、

今年のANA搭乗回数も散々たる状況。

1月1日から始まったプレミアムポイントカウント、

1月3日以降、乗っていない。しかも今年はもう、これ以上乗る予定もなし。

とても無駄なプラチナサービス2回目になってしまった。

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所詮プラチナの分際で偉そうにコメントさせていただくと、 

ANAにさらに頑張って欲しいのは、年始から愚痴っていた通り、

  • ラウンジの混雑 
  • 羽田深夜帯ラウンジ受付の怖いお姉様
  • B787のエコノミーのシート

 

ラウンジって、くつろぐところだよね、と。

シャワーって、深夜便乗る前に浴びるものだよね、と。

 

飯もだけど、まぁそこは今回は見逃す。

 

皮肉なことに、エコノミーシート配置の詰めっぷりは完璧である。

 

さて、来年の飛び活はどうしようかなぁ。

今年みたいに、プラチナを無駄にするようなことがないように

ぜひ計画的にいきたいもの。

人のこと詰めが甘いという前に、お前の詰めも甘いだろ、と言われそう。