ASEANブラブラ旅日記

お一人様大好き。日本人が乗らないような飛行機(路線)に乗って、日本人が通らないような国境を越えて、日本人が誰もいないようなジムでスタジオレッスンに出て、日本人が誰もいないメシ屋で臭い飯を喰うブログ。各所のルールに則り撮影しています。スポクラネタは別ブログ(http://supokura.hatenablog.com)に順次移動中。個人の主観に基づくブログですので、内容に関する一方的・非建設的なクレームはご遠慮ください。

8~9年前と比べて、飛行機(ANA)の値段は上がった?下がった?

旅行記を少しお休みして、航空運賃の話。

 

何気なくyoutubeを見ていたら、懐かしいCMがリコメンドされた。

10年ほど前ながら、覚えている方も多いのでは?

 

あぁ、この頃のANA

(まだファイブスターではなく、4スター日本人向けエアラインだった頃)は、

私的には良かったなぁと、感慨にふけってしまった。

 

この頃の私は完全にANA派。

初海外出張の後、残りをCMの「旅割」と「スーパーエコ割」を使って、

いわゆる修行をしてプラチナを取った。

 

初海外の帰りの半券。行きはマイル事後登録で送ってしまった。

f:id:atakushi:20180429000838p:plain

 

さて、この「スーパーエコ割」、実際には安かったのだろうか。

意外にも、当時の購入記録が残っていた。

 

約9年前、おそらく最安値の東京・ニューヨーク往復。

お値段は117,730円。

f:id:atakushi:20180429001438p:plain

確かこの時は、サーチャージが5万円とかだったはず。

 

その翌年、複雑な旅程。

JFK行きが高かったので、こうなった。

お値段はサーチャージが下がって86,150円。

 

しかもNH012便はビジネスへインボラ。

後にも先にも、日系でのインボラは、修行完了直後のこの1回のみ。

f:id:atakushi:20180429001652p:plain

 

参考価格、今年の日系および、

共同事業の米系便(基本的に同一価格)の、閑散期JFK行きお値段。158,580円。

6月も9月も、ほぼ同じ値段だった。

f:id:atakushi:20180429002056p:plain

 

中国系を使うとこんな感じ。8万円から9万円。所要時間は倍。

f:id:atakushi:20180429002141p:plain

 

ここまでをまとめると、

米国行き : 8~9年前と比べ、かなりの値上がり。

特に共同事業(JV)開始後は、談合じゃないの?っていう感じの値付け。

昔の直行便=今の中国・アジア系の経由便ぐらいか。

感覚的にはそんな気がしていたけど、今回確認してみたら実際にそうだった。

 

続いて同じ年のシンガポール 行き。43,900円。

f:id:atakushi:20180429001925p:plain

こちらも若干上がっているものの、そんなに違わない印象。

アジア内の場合、LCCなり競合がいる分、日系が高くても影響は少ない。

 

 

そして実は値段だけではなく、マイルの付与率が大幅に改悪されている。

(ラフな計算なので、誤りがあってもご容赦いただきたい。)

 

昔 : スーパーエコ割は70%加算

現在 : 最安運賃は50%加算

NRT-JFKの場合、昔 4762マイル、現在 3362マイル。

 

さらにプラチナの場合、なんと4割以上改悪。

昔 : 70%+ボーナス100% = 170%

現在 : 50%+ボーナス(50%×95%) = 97.5%

NRT-JFKの場合、、、もう計算する気がなくなる。

 

加えて、実は当時はボーナスマイルで、マイル倍付までやっていた。

単に8万円そこそこの航空券で往復するだけで、実に3万マイル程度獲得できた。

貯めに貯めたマイルを使って、

ファーストクラスでアジア周遊したのもまた思い出。

 

ちなみに当時は、ANAの米国本土行きは当然全て成田発で、

NH1,2便 ワシントンDC

NH5,6便   ロサンゼルス

NH7,8便   サンフランシスコ

NH9,10便 ニューヨーク(JFK)

NH11,12便 シカゴ (就航ほやほや)

 

欧州行きも、

ロンドン・パリ・フランクフルト、以上。

 

この頃はサービスも良かったし、シートもそれなりにゆったりとしていた。

(少なくとも、777で横10列の奴隷船なんてなかった)

ラウンジはいくらか炭水化物の提供が増えたものの、

便が激増しても、キャパその他、根本的なところは変わらず。


まとめると、やはり「4スターの頃の方が良かった」と言ったところだろうか。