クレジットカード : AMEX Goldを解約した話
2017年の一時帰国時、伊丹空港で強烈なセールスのお姉さまに勧誘されて入会したAMEX。
1年ほど集中して利用し、合計100万円以上決済した。
ミャンマー国内では、実店舗では1店舗も利用できないのだが
(これはダイナースも同じ)、昨年は出張等の立替清算が多かった。
初年度はポイントキャンペーンもあり年会費を払ったが、
2年目以降も年会費を払い続けるつもりはなかったので、
1年過ぎるタイミングで、解約の電話を入れた。
AMEXと言えば、有名なのが解約引き止め。
ある程度使っていれば、年会費の割引なり、無料なりのオファーを出してくる。
新入社員の頃、初年度無料でグリーンカードを作った時も、
たった年間10万円の決済で、翌年半額のオファーが来た(結局解約したが)。
おそらく120~130万円決済しているので、
本音は当然、翌年年会費無料のオファーがくると思っていた。
(ちなみに、初年度の会費は払っている。)
結果は、、、
あっさりと「それでは残念ですが、解約の手続きを進めさせていただきます」。
思わず「えっ、ちょっとちょっと」と言いそうになった(笑)
最近は年会費関連のオファーを出さなくなったのか、
私の属性の何かが悪かったのかは不明だが、
こうして晴れて(?)、Since 2012*のAMEXとのお付き合いは終了した。
(*Gold以外に持っていた、Delta AMEX平カードも解約したので。)
解約の時点で持っていたポイントは、約6万2千(5万マイル相当)。
BAに27,000、エティハドに20,000、端数はデルタへ。
JALの国内線に6回、加えてアシアナのビジネスで近距離往復できるので、
まぁ悪くはなかったと思う。
さて、気になる人は気になるであろう話が、
「プラチナのインビテーションは来たのか?」
答えは「来ていた」。
が、実家に届いていたので、解約後に知った。
今の時代、そうじゃないでしょ、っていう感じの、
無駄に高級な封筒に、挨拶状、
絶対使わなさそうな内容も含む利用事例、サインするだけの申込書。
こちらがベネフィット一覧。
プラチナの年会費は、130,000円+税。
得られる実質的なメリットは、
- プライオリティパス
- 手荷物宅配(往復)
- SPGゴールド
- シャングリラジェイド
- ヒルトンゴールド
- フリーホテルステイ(国内ホテル)
- 付帯保険
と言ったところだろうか。ホテル会員はゴールド(中程度)レベルなのが惜しい。
嫌らしいが、金額換算すると、
見積もれるところのみざっくり見積もって、7万円ほど。
SPG AMEXの年会費は、実質翌年度の無料宿泊券代と考えれば、4,5万か。
この時点で、すでにSPG Platinumを持っていたし、
ヒルトンもDiamondになれそうな見込みがついていた。
やはり価値を見出せなかったので、
解約前にInvitationを受け取っていても、プラチナに申し込むことはなかっただろう。
もしホテルの最上級レベルのベネフィットが付いていたら、
あるいはDeltaのゴールドが付いてくるのなら、13万円の価値はあるかもしれない。
(昔はキャセイのゴールドが付いていたので、価値はあったかもしれない。)
ただ家族カードが4枚無料なので、既に家庭を持っていて、
かつ配偶者の絶大なる理解とサポートがある方は、良いのではないかと思う。
こちらに来て、超エリート日本企業の、それなりの立場の方に同行すると、
ホテルチェックインのデポジットで、お持ちのカードが見えてしまうこともある。
意外と普通の年会費無料カードだったりする。そんな時代だよね、と思う。
国外なので、あえてそうされているのかもしれないが。
クレジットカードの話題、次回にもう少し続けさせていただこうと思う。